[実験プロトコル]
ExoSAP-IT処理
PCR産物をAmersham製のExoSAP-ITという酵素混合液で処理することにより、dNTPの不活性化とモノマーの分解を行う。含まれているのはExonucleaseとShrimp Alkali Phosphatase。標準のプロトコルでは高コストなので薄めまくって使用する。
必要なもの
- 600ulチューブ 1本 or 8連チューブ 1/8本 /sample
- 1/40x Amersham ExoSAP-IT 4ul or 1/20x 2ul
- PCR産物 15ul
手順
- チューブにPCR産物 15ulと1/40x ExoSAP-IT 4ulを入れて37℃ 1時間30分、80℃ 15分処理する
必要ならアガロースゲル電気泳動を行い、バンドの濃さをマーカーと比較して適度な濃度にする。色々不純物が混ざっているので分光光度計で定量できるかどうかは不明。
最終更新時間:2006年11月22日 21時53分57秒