[実験プロトコル]
スピンカラムの再生
使用済みのDNA抽出用スピンカラムを塩酸で処理することで再利用可能にする。出典はSiddappa et al. (2007)。
必要なもの
- 50mL遠沈管 2本
- 1M HCl 適量
- SPW 適量
- 2mLチューブ 1本 / column
- SPW 2500uL / column
- Buffer QBT 500uL / column
- 使用済みスピンカラム(2mLチューブ用)
手順
- 50mL遠沈管にスピンカラムを入れ、1M HClをスピンカラムが水没するように注ぐ(気泡が残らないよう注意)
- 最低4時間以上常温でインキュベートする(16時間以上を推奨、ローテーターがあれば使用する)
- スピンカラムを取り出して別の50mL遠沈管に入れ、SPWをスピンカラムが水没するように注ぐ
- 1分間程度転倒混和
- スピンカラムを2mLチューブにセットして、SPW 500uLを加える
- 20℃6000×gで遠心して濾液を捨てる
- 4回5に戻る
- Buffer QBT 500uLを加える
- 20℃6000×gで遠心して濾液を捨てる
最終更新時間:2017年09月01日 03時29分16秒