[実験プロトコル]
AMPureXPもどきの調製
PCR産物などのDNAの精製、サイズ選択や濃度調整に多用するAMPureXPと同様に使用できる磁気ビーズ溶液の作成方法。Serapureとも呼ばれる。ゲノムDNA抽出にも使用できる。出典はRohland and Reich (2012)とそのサプリ。
必要なもの
- 50mL遠沈管 1本
- 1.5mLチューブ 1本
- Sera-Mag SpeedBeads Carboxylate-Modified Magnetic Particles (Hydrophobic) 65152105050250 1mL
- TE 3mL
- PEG8000 9g
- NaCl 2.92g
- 1M Tris-HCl pH8.0 500uL
- 0.5M EDTA pH8.0 100uL
- Tween-20 27.5uL
- SPW 適量
手順
- 1.5mLチューブによく転倒混和したSera-Mag SpeedBeadsを1mL取る
- マグネットスタンドに立てて5分待つ
- 上澄みをチップで吸い取って捨てる
- TE 1mLを加えてマグネットスタンドから外し、よく転倒混和する
- マグネットスタンドに立てて5分待つ
- 上澄みをチップで吸い取って捨てる
- TE 1mLを加えてマグネットスタンドから外し、よく転倒混和する
- マグネットスタンドに立てて5分待つ
- 上澄みをチップで吸い取って捨てる
- TE 1mLを加えてマグネットスタンドから外し、よく転倒混和する
- 50mL遠沈管にPEG8000 9gとNaCl 2.92gを入れる
- 1M Tris-HCl pH8.0 500uLと0.5M EDTA pH8.0 100uLを加える
- SPWで45mLまでメスアップしてPEGを完全に溶かす
- Tween-20 27.5uLと10の溶液1mLを加える
- SPWで50mLまでメスアップする
最終更新時間:2017年10月10日 22時49分24秒