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スピンカラムによるDNA抽出の変更点

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{{category 実験プロトコル}}
*スピンカラムによるDNA抽出
 各種サンプル組織片からDNAを抽出する。
*必要なもの
-15mLまたは50mL遠沈管 4本
-2mLチューブ 1本 / sample
-2mLチューブ 3本 / sample
-EconoSpin for DNA フタあり+2mL丸底チューブ 1セット / sample
-20mg/mL Proteinase-K 2uL / sample
-[[Insect Lysis Buffer]] 48uL / sample
-[[Binding Buffer]] 102uL / sample
-[[Wash Buffer]] 600uL / sample
-99.5%エタノール uL / sample
-99.5%エタノール 190uL / sample
-SPW 8uL / sample
-TE 100uL
-サンプル組織片 適量
*手順
+15mLまたは50mL遠沈管で、Insect Lysis Buffer 48uLと20mg/mL Proteinase-K 2uLをサンプル数+1倍量混合する
+15mLまたは50mL遠沈管で、[[Insect Lysis Buffer]] 48uLと20mg/mL Proteinase-K 2uLをサンプル数+1倍量混合する
+サンプル組織片を予めラベルを振っておいたスピンカラムに入れる
+スピンカラムに1を50uL加える
+56℃で1時間以上インキュベートする
+15mLまたは50mL遠沈管で、Binding Buffer 50uLと99.5%エタノール 50uLをサンプル数+1倍量よく混合する
+15mLまたは50mL遠沈管で、[[Binding Buffer]] 50uLと99.5%エタノール 50uLをサンプル数+1倍量よく混合する
+スピンカラムに5を100uL加えて1分ほど転倒混和
+20℃6000×gで1分遠心し、濾液を捨てる
+15mLまたは50mL遠沈管で、Binding Buffer 52uL、99.5%エタノール 140uL、SPW 8uLをサンプル数+1倍量よく混合する
+スピンカラムに8を200uL加えて20℃6000×gで1分遠心し、濾液を捨てる
+Wash Buffer 600uLを加えて20℃20000×gで3分間遠心し、濾液を捨てる
+20℃6000×gで1分遠心し、チューブごと濾液を捨てて新しい2mLチューブにスピンカラムを移す
+15mLまたは50mL遠沈管で、[[Binding Buffer]] 52uL、99.5%エタノール 140uL、SPW 8uLをサンプル数+1倍量よく混合する
+スピンカラムに8を200uL加えて20℃6000×gで1分遠心し、チューブごと濾液を捨てて新しい2mLチューブにスピンカラムを移す
+[[Wash Buffer]] 600uLを加えて20℃20000×gで3分間遠心する
+エタノールを除去するため、20℃20000×gでさらに1分間遠心する
+新しい2mLチューブにスピンカラムを移す
+フタを開けて56℃で30分間インキュベートし、エタノールを飛ばす
+15mLまたは50mL遠沈管にTE 100uLをサンプル数+1倍量入れて56℃に加温する
+新しい2mLチューブにスピンカラムを移す
+加温したTE 50uLを加えて常温で1分インキュベート
+20℃6000×gで1分間遠心し、濾液を回収する
+加温したTE 50uLを加えて常温で1分インキュベート
+20℃6000×gで1分間遠心し、濾液を回収する
収量を増やすには、組織片を増やす、組織片のインキュベート時間を長くする(一晩以上)、DNAを溶出させるTEを増やす(ただし濃度は低下する)。