{{category 実験プロトコル}} *スピンカラムの再生  使用済みのDNA抽出用スピンカラムを塩酸で処理することで再利用可能にする。出典は[Siddappa et al. (2007)|http://www.biotechniques.com/BiotechniquesJournal/2007/February/Regeneration-of-commercial-nucleic-acid-extraction-columns-without-the-risk-of-carryover-contamination/biotechniques-41235.html]。 *必要なもの -50mL遠沈管 2本 -1M HCl 適量 -SPW 適量 -2mLチューブ 1本 / column -SPW 2500uL / column -[[Buffer QBT]] 500uL / column -使用済みスピンカラム(2mLチューブ用) *手順 +50mL遠沈管にスピンカラムを入れ、1M HClをスピンカラムが水没するように注ぐ(気泡が残らないよう注意) +最低4時間以上常温でインキュベートする(16時間以上を推奨、ローテーターがあれば使用する) +スピンカラムを取り出して別の50mL遠沈管に入れ、SPWをスピンカラムが水没するように注ぐ +1分間程度転倒混和 +スピンカラムを2mLチューブにセットして、SPW 500uLを加える +20℃6000×gで遠心して濾液を捨てる +4回5に戻る +[[Buffer QBT]] 500uLを加える +20℃6000×gで遠心して濾液を捨てる